小さな教室からの挑戦

小さな教室でのささやかな挑戦を書き綴ります。

ラストチャンス

 いつの間にかお盆も過ぎ、夏休みも終わりに向かってしまっている…。毎回思うのだが、本当にあっという間だ。あー、終わってしまうな。

 ということで、もうすぐ二学期が始まるということで、二学期に向けての話を今回はしておく。

 一学期はどうだったでしょうか? よい感触で終わった、もう大変だった、といろいろだったであろう。悪い印象だった方には朗報? です。二学期の始まりはチャンスです。もう一度、4月の始まりのように、学級を創り直すことができる。

 なぜなら、子どもたちは一学期のことを忘れているから。教師であるあなたも忘れていることがあるのだから(笑)。だからこそ、リスタートすることができる。でも、これがラストチャンスでもある。この機会を逃してしまうと、よっぽどのことがないと取り戻すことはできないだろう。

 だからこそ、ちょっとしんどいが、この二学期の始まりを大切にしてほしい。残り少ない夏休みの時間で、4月にできなかったことや一学期で積み残したことを洗い出してみましょう。そして、それについての作戦を考えましょう。こうすることで、少しかもしれないが学級をよくなっていく。

 ということなので、上手くいったな、と思っている方も安心しないでください。子どもたちは一学期のことを忘れているから。もう一度、学級を創り直す意識が必要です。もちろん、全てを忘れているわけでもないし、学級で過ごしている内に思い出すことはたくさんあるのだけど。

 とにもかくにも、どの方にとっても踏ん張り時です。残り少ない夏休みを満喫しながらも、次の一手を考えてみましょう。