前回まで、ゆとり世代である僕が見て、感じた社会について論じたつもりである。
そして、前回の記事の最後に以下のように書いた。
ここまでである程度、ゆとり世代である僕たちが生きてきた時代について描写できた。では、こんな時代にはどのような教育を行っていくとよいだろうか、と問いを進めていきたい。
ということで、僕なりに「理想の教育像」なるものを描き出してみよう、と思う。かなり大きなことを言っているということは肝に銘じている(笑)。しかし、自分なりに描き出すという作業を経ないといけない、と思っている。
ということで、僕が考える「理想の教育像」を以下に書き出してみる。
規律があり、その中で主体性を持ち、協働でき、多様性を認め合うことができる
しなやかな教育
~自由の相互承認(自己承認・他者承認・他者からの承認)をベースとして~
と、考えた。
これに基づいて、また連載を続けてみることにする。