3年生「たし算とひき算の筆算」の授業。
おもむろに黒板へと1~9までかかれたカードを裏向けにして貼る。そして、筆算の式になるように□をかく。
「カードを引いて□に入れて筆算の式をつくりましょう。そしてそれを計算しましょう」と投げかける。
カードを引いてその問題を解くというちょっとしたスパイスに子どもたちは喜ぶ。ただ計算を解くのではなく、自分が働きかける余地があるだけで少し前のめりになる。
問題をつくらせ解いていく中で、以前に記事にしたような既習とのズレを生んだり、計算の手続きの確認をしていく。
kyousituchallenge.hatenablog.jp
計算を解いて習熟していくということはしないといけないことである。しかし、それをただしなさいでできるなら簡単な話ではある。そうではなく、少しでもしたいと思わせたいし、そこまでいかなくともしてもいいかなぐらいは思わせたい。そんな趣の導入の仕方である。
1~9(そこに0も入れてもいい)のカードを作っておくだけで、さまざまな学年や単元で活用できる。是非とも手元に置いておきたいアイテムである。