教師がチームになることができたら、
そんな仲良さげにコミュニケーションを図っている教師たちのこと を見ているのは、子どもたちである。子どもたちは、 仲良さげにコミュニケーションを図っている教師たちを見て、 どんなことを感じるだろうか?
きっと、悪い感じ方はしないだろう。僕は、 教師たちの姿が子どもたちの良い教材となるのではないか、 と思う。
身近な大人である教師たちが、 仲良さげにコミュニケーションを図りながら仕事をしている。「 じゃあ、私たちも仕事をするようになったら、 こんなふうになるのかな」「やっぱり、 互いにコミュニケーションを図るということは大切なのだな」 等と感じるのではないだろうか。
教師たちの姿がヒドゥン・カリキュラムとして、 子どもたちに某かの良い影響を与えていく。そうすることで、 子どもたちが学級や学校で協働していこうとする時のモデルとなる 。そして、ゆくゆく子どもたちは大人になる。その時にも、 この教師たちの姿を思い出すのではないだろうか。
つまり、教師がチームになることができたら、 より教育効果が高まることになるのだ。