学校が再開となり、子どもたちが登校するようになった。まだまだ全員がそろうことは難しいが、子どもたちの姿を見ることができてるのは嬉しいことである。
さて、遅ればせながら「学級開き」となる。まだ全員がそろっていないので、「学級開き」とはならないかもしれないが。そして、間髪入れずに学習が始まる。
僕は今年度も学級担任をしていないので、いくつかの学級の様子を見ることができた。そこで感じたのは、「子どもたちの声が聞こえてこない」ということ。
この原因は二つあるように考える。
一つ、学習内容を標準時間に追いつくようにハイペースでこなしていること。学習の遅れというのは気になるので、いつもよりハイペースになってしまうのは理解できる。
二つ、子どもたちが緊張していること。自宅に引きこもっておかないといけない時間が長かった。だから、学級の友達やもちろん担任と会うのも久しぶりである。また、学級の全員が登校していないので人数が少ない。
授業もそうだが、休憩時間でも、「子どもたちの声が聞こえてこない」のである。
まだ楽観視できない状況なので、言葉を発することは控えているのもわかる。
でも、子どもたちの声が聞こえてこない、というのは寂しい。そんなことを臨時休校中に考えていたので余計にそう感じた。
kyousituchallenge.hatenablog.jp
まだまだ語りにくい時期なのかもしれないが、せっかく学校に集まったのだから、子どもたちの気持ちを語る時間をつくりたい。そこまで大げさに考えなくてもよいので、子どもたち同士で何とか会話する機会をつくりたい。もちろん、そこには教師も混ざりながら。
それぞれの想いというか気持ちを共有してからじゃないかな、スタートは。焦らなくてもいいのではないかな。
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