小さな教室からの挑戦

小さな教室でのささやかな挑戦を書き綴ります。

ポスト・コロナの学校現場

ポスト・コロナの学校現場⑭「思考停止に陥る」

新しい生活様式なるものが謳われている。そんな新しい生活様式に初めは窮屈さを感じていたが、次第に慣れてきているように感じている。 学校現場も、新しい生活様式に則り、新しい教育活動なるものを模索しているところである。授業は教師の領域として捉えら…

ポスト・コロナの学校現場⑬「夏休みの意味」

今年度は、夏休みが短縮されている自治体が多いのではないでしょうか。御多聞に漏れず、僕が働いている自治体でもそのようになっています。 そんなことを愚痴っぽく書いた記事が過去記事にありますので、よければご覧ください。 休めないというのもあるのだ…

ポスト・コロナの学校現場⑫「オンライン授業をやってみた」

オンライン授業をやってみた、と言いながら、別に僕が指導者ではない。僕は受講する側であった。夏季研修等、オンラインですることにもなってきている。その一環でオンライン授業をやってみることとなった。厳密に言うと、オンライン講義・研修かな? また、…

ポスト・コロナの学校現場⑪「リフレッシュのない日々」

ようやく長い一学期が終わり、全国的にも夏休み入っているのではないでしょうか。三月初めの休校期間から考えると、本当に長い時間でした。 さて、夏休みだ、と感じているところではありますが、すぐに二学期が始まります。きっと多くの自治体では夏休み期間…

ポスト・コロナの学校現場⑩「ふれ合いを保障する」

ポスト・コロナの学校現場にいる時間も慣れてきつつある。所謂「新しい生活様式」というものに慣れ始めている。でも、違和感というかモヤモヤするというか、言語化しにくいものを抱えながらいた。それが何となく自分の中で理解できてきつつあるように感じて…

ポスト・コロナの学校現場⑨「長い目で見る」

前回も述べたように、本来なら今頃夏休み期間となっている。しかし、今年度はそうはなっていない。理由は言わずもがなである。 授業時数は圧倒的に足りていない。でも、例年行っている行事が行えないので、何となく余裕があるようにも感じている。ということ…

ポスト・コロナの学校現場⑧「ストレスの溜まる日々」

今日はスポーツの日。本来なら東京五輪で盛り上がっている時期であった。でも、そうはならなかった。まさか、こんなことになるとは思いもしなかったのが正直なところである。 学校だと本来なら一学期が終わり、夏休みを迎えているところであった。でも、そう…

ポスト・コロナの学校現場⑦「コミュニケーションが生まれる」

新型コロナウイルスが収まりつつあったが、ここに来て感染者がまた増えてきている。その原因をどう考えるかで、見方が変わるが、油断できないことには変わりないだろう。 そんな最中、学校現場でも不安や焦りが見えている。教師の僕たちだって不安だし、焦り…

ポスト・コロナの学校現場⑥「目は口程に物を言う」

新型コロナウイルスが猛威を奮うさなか、「新しい生活様式」なるものが提唱されるようになった。その中の一つにマスクの着用がある。それを受け、学校でもマスク着用が基本となった。教師はもちろん、子どもたちだってそうだ。 初めの頃はマスクを着用するこ…

ポスト・コロナの学校現場⑤「志向が如実に現れる」

教室の風景は、そこにいる教師の心象風景の現れである、と言うことができる。それぐらい、教師がいる教室、そこにいる子どもたちに影響を与える。このことは教師なら理解していることである。だからこそ、なるべく善い影響を与えることができるように心がけ…

ポスト・コロナの学校現場④「考える時間が減る」

新型コロナウイルスの影響で、長い間臨時休校であった。そのため、学習進度が大幅に遅れている。それをどのようにしていくか、ということについてかなり考えている。 ということで、普段よりも速いペースで学習が進められている。これは仕方のないところであ…

ポスト・コロナの学校現場③「時間があまったら何をする?」

学校現場に子どもたちの姿が戻ってきた。まだまだ日常通りとはいかないが、ずいぶんと学校現場は活気づいてきている。それと同時に忙しくなってきてもいる。 その一つの要因は、授業のことである。新型コロナウイルスの影響で、長い間臨時休校であった。その…

ポスト・コロナの学校現場②「声が聞こえない」

学校が再開となり、子どもたちが登校するようになった。まだまだ全員がそろうことは難しいが、子どもたちの姿を見ることができてるのは嬉しいことである。 さて、遅ればせながら「学級開き」となる。まだ全員がそろっていないので、「学級開き」とはならない…

ポスト・コロナの学校現場①「確認をコミュニケーションの場にする」

学校が再開となった。このことを素直に喜ぼう。子どもたちも嬉しそうにしている(ように勝手に感じている)。 でも、油断は禁物である。学校という場には多くの人が集まることになる。そこでの集団感染には気をつけないといけない。予防し切れるということはな…