小さな教室からの挑戦

小さな教室でのささやかな挑戦を書き綴ります。

2018-01-01から1年間の記事一覧

弱っている姿

何日か前から久しぶりにダウンしていた。なかなかしんどい。ここに来て疲れが出てきたようだ。 だけど、日々はいつも通り始まる。でも、しんどい。 そこで、思い切って? 子どもたちに告白。「しんどいから、あまり声が出ない」等と。そう言うと、健気なもの…

膨大な雑談

職員室にいる時、いる時に限らず、隣にいる相担の先生と話している。大した話じゃないことから、もちろん重要な話まで。 この雑談。無駄と思えば、確かに無駄である。だけど、一緒に仕事を、それを有意義なものにしようと思えば、膨大な雑談が必要だと思う。…

常に考えていなければならない。いま何をすべきか、どうすべきか、と。

常に考えていなければならない。いま何をすべきか、どうすべきか、と。(byタイガー・ジェット・シン) タイガー・ジェット・シンと言えば、かつて一世を風靡した名ヒールである。シンの代名詞と言えば、「サーベルを咥えている姿」であろう。また、「猪木襲撃…

何を見ているか?

前回の続き。 教室のすみっこの方で、ぼーっと座っている。この「つまらない」時間に何を見ているか? それは子どもたちを見ている。これだと具体的ではない。見ているのものをもう少し描き出してみる。 ①子どもたちの表情 ②子どもたちの声の大きさ、トーン …

つまらない時間

6月になり、1学期も半分が終わったことになる。 学級の方は随分落ち着いてきた頃だ。落ち着いたというか、自分も子どもたちもお互いに慣れてきた、というのが本当のところなのだろう。 慣れてきてこのまま? 1学期を終えたい、という思いになる。いや、こ…

授業での学級経営

「授業づくりの方が大事か、学級経営の方が大事か?」「授業づくりが先か、学級経営が先か?」等と言う不毛な議論があります。冷静に考えると、どちらも大事であり、同時並行的に行っていくということがわかります。だから、まず「授業づくりと学級経営はセ…

プロレスはゴールのないマラソンだ。

プロレスはゴールのないマラソンだ。(by武藤敬司) プロレスはどのスポーツよりも勝ち負けが曖昧である。「試合に勝って、勝負に負けた」という言葉が似合うスポーツである。 教育も同じようにゴール、完成という地点が明確でない(人格の完成というゴールがい…

プロレスと教育

プロレスが再び熱を帯びてきている。実は、もう人生の半分以上をプロレスファンとして生きている。 そんなプロレスを観ていると、教育に通ずるというか、援用できるものはたくさんある、ということに気づく。プロレスだけでなく、プロレスラーの考え方等も含…

とにかく遊ぶ

今日から6月。ずいぶん熱くなってきた。教室は熱気でむんむん(笑)。 だからか、昼過ぎからはお互い少しだれ気味。まあ、しょうがないよね、と。いや、しょうがないで済ませたらダメなのかもしれないけど。 でも、この時季しょうがないのだよ。 だけど、矛盾…

「全員が」を取ってみる

前回の続き。 『学び合い』の考え方を取り入れ、授業や学級経営を進めている。 『学び合い』の課題をつくる時、主語に「全員が」入ることが多い。そうすることで、本当に全員を求めるということを明確にするのだ。 これはとても強力な言葉だと思っている。だ…

『学び合い』という考え方

「アクティブ・ラーニング」が教育界を席巻している。一時ほど言われることはなくなってきているが。ここで注目されているものの1つに『学び合い』がある。 『学び合い』とは、上越教育大学の西川純が提唱している考え方である。 『学び合い』は考え方だ。…

小さな決定権から

子どもたちは何でも聞いてくれる。 「ここに貼ってもいいですか?」「青色で塗っていいですか?」「トイレに行っていいですか?」「おかずを残していいですか?」等々。 聞いてくれるというか、聞かないと決められないようだ。これは、子ども達だけの課題で…

引き継げるもの、引き継げないもの

この時期、学校の至る所で引き継ぎを行う様子を目にする。また、近年特別支援教育の推進の一環として、学校現場では「個別の指導計画」や「配慮が必要な子への対応」等を作成している。それを基にしながらの引き継ぎ、情報共有もされる。これらのことは極当…

動画で突きつける

国語の「話す・聞く」の単元。光村図書では「よい聞き手になろう」という単元。 ここでは、話すことはもちろん、それよりも「よい聞き手」になるということをねらっている。 子どもたちと、よい聞き手像を確認し、具体的な目標をつくる。そして、それを意識…

リスタート

GWも終わり、また新たにスタート。 お互いにしんどい中でのスタート(笑)。お互いしんどいながら来られた、ということを大切に。そして、来られなかったからといって悪いわけじゃない。もちろん来てほしいのだけど。気持ちは十分にわかる。 さて、学級開きか…

声を聴く

学級開きがあり1か月が経つ。こちらも子どもたちも新しい環境に慣れてきた頃だろう。だから、お互いに良いところ、悪いところがわかってきたと思う。それを考えながら次のステップに進みたい。 さて、この時期は家庭訪問が行われるのではないだろうか。自分…

持ち堪える

長い長い1か月が終わろうとしている。この1か月は本当にしんどいよね。まったく。それは子どもたちも一緒だろう、と思うのだけど。 でも、こちらが崩れたら、子どもたちも学級も崩れていく。しんどいけど、ここを持ち堪えましょう。そして、持ち堪えられて…

うとてとこ

学年最初の授業参観が、先週あった。 初回は国語で行った。めあては「詩を楽しもう」。題材はタイトルの谷川俊太郎さんの詩。 この詩の実践はあまりにも有名。たぶん、全国各地でやりつくされている実践だろうと思う。 詩の面白さや授業の展開の面白さはもち…

どうしたの? どうしたいの?

学級開きで始まり、3週間目。そろそろお互い、地が見えてきたところ。 子どもたちも、いろいろあることを、話に来てくれる。また、いろいろしでかしてくれる(笑)。 その時に、「〇〇しなさい!」「〇〇なんじゃないかな」と、こちらの思いを話すのは簡単で…

丁寧に丁寧に

この忙しい時期、慌ててやり、抜け落ちることはたくさんある。 今週も2つほどあった。 まあ、失敗したな、という感じ。いや、厳密に言うと失敗した、とは思っていない(笑)。 う~ん、失敗なんだけど、失敗ではないな、やっぱり。 それを通して気づきがあっ…

疲れた

1週間が終わった。 あ~、疲れた。この時期は、誰もが忙しく、疲れるだろう。初めての異動も重なり、かなり疲れた。 これは忙しさから来るものでもあるけど、それよりも見通しの持てない辛さの方が大きい。何か一つするにも、誰かに聞くなどして確認しない…

距離感

この時期は子どもたちとの距離感を特に意識する。 意図的に距離感を近くしたり、遠くしたりする。どちらかと言うと、遠くすることが多いような気がしている。それは、僕がまだまだ若いからだ。 若いということだけで、子どもたちは距離感を縮めてくれる。そ…

新年度始まりました

いよいよ新年度のスタートです。 今年度は異動しました。ちなみに初めての異動です。やはり、新しい場所はとにかく慣れない。知らず知らずのうちに疲れが溜まっているようで、どっと疲れが出ます。 でも、新しい場所だからこその気づきだってある。それを愉…

Why?

バタバタと一週間が終わった。この時期は本当に忙しい。周りを見渡してみても、誰もが足早に動き、準備を進めている。ここでどれだけ準備できるのかが勝負という面は確かにある。 だけど、「なぜしているのか?」ということを忘れてはいないか、と見ながら思…

自己紹介

はじめまして。小学校の教員をしています、U-Tと申します。 小さな教室からのささやかな挑戦を書き綴りたい、と思い立ちブログを始めることにしました。以前FC2でブログをしていましたが、場所を変え、心機一転しました。よろしくお願いいたします。 興味の…